「これを破れば離婚する」という契約書へのニーズ高まる ( No.4 ) |
- 日時: 2012/02/17 20:52
- 名前: 離婚 掲示板
- (*)「これを破れば離婚する」という契約書へのニーズ高まる
(週刊ポスト2011年10月14日号) ttp://www.news-postseven.com/archives/20111010_32827.html
最近は夫婦間に重大な問題が発生しても離婚しないケースが増えているという。たとえば、自営業者のC氏(61)は、一昨年ひとり息子が結婚して家を出たのを機に夫婦関係の悪化が表面化した。しかし、老後の寂しさや苦労を考えると、互いに離婚に踏み切れなかった。 『男の離婚〜賢く有利に別れるための6つの成功法則』(メタモル出版刊)著者で「離婚サポーター」の肩書きも持つ行政書士の露木幸彦氏が話す。 「最近、夫婦間に深刻な溝ができても離婚しないケースが増えています。といって、問題を放っておくわけにもいかない。そこで、関係修復のための条件、裏返せば、これを破れば本当に離婚する、という条件を記した“修復契約書”へのニーズが高まりつつあります」 条件とは、例えば、夫は酔って妻を罵倒することはしない、妻は家事を怠らない、といったことだ。なかにはセックスの頻度について取り決める場合もあるという。 「逆に、双方に離婚の意思が固い場合でも、決めておかなければならないことはたくさんあります。子供の親権をどちらが持つのか、養育費をどうするのか、親権を放棄した側と子供との面会はどうするのか、一緒に住んでいた家が持ち家ならば、どちらがそこに住むのか、ローンが残っていれば、それをどうするのか……といったことです。 再婚した場合はどうするのか、死亡した場合の財産相続はどうするのか、といった問題もあります。そこで、こうしたこと全てを記した『離婚給付契約公正証書』を作成することを勧めています」(前出・露木氏)
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最近「草食系離婚」が増えています。 2009年、「草食系男子」という言葉が流行語大賞を受賞し、大きな注目を集めました。 草食系男子とは「心が優しく、男らしさに縛られず、傷つくことが苦手な男性」のことです(「草食系男子の恋愛学」森岡正博著・メディアファクトリー)このような草食系男子の離婚を、ここでは「草食系離婚」と呼びます。日常生活だけでなく、離婚の現場でもこの「草食系男子」を見かけることが本当に多くなりました。 「草食系離婚」の対極にあるのが「昭和型離婚」です。 「昭和型離婚」とは主に昭和の時代に結婚した40歳以上の男性の離婚のことです。 「昭和型離婚」にはある程度、決まったパターンがありました。 そこに登場する夫、父親、男性は典型的な「亭主関白」で 彼らは浮気をしたり、借金をしたり、暴力を振るうことで家庭を壊し、離婚に追い込まれたのです。
具体的には・・・ ・パチンコにハマって借金を繰り返す ・性欲を満たすために浮気を繰り返す ・ ストレスを発散するために暴力を繰り返す 彼らのトラブルに共通するのは「男らしさ」「男臭さ」です。
一方、草食系男子はどうでしょうか?彼らはこのようなトラブルを起こしません。 「力」や「欲望」、「名誉」といったキーワードは草食系離婚には無縁です。 彼らは欲張ってお金を使いすぎることはありませんし、出世欲がないから 職場で必要以上にストレスを抱え込まず、性欲が希薄だから、別の異性に気移りすることもありません。(ただし、結婚するとすぐにセックスレスになります)
むしろ、近年は「男女逆転現象」が起こっています。 「昭和型離婚」では、トラブルを起こす夫、それを我慢する妻というのが「よくある構図」でした。しかし、「草食系離婚」では、お互いの立場が180度、入れ替わっているのです。 多重債務の妻、不倫をする妻、ヒステリーを起こす妻。それに悩まされる夫。 そんな光景はまったく珍しくありません。
では、草食系男子はどのような理由で離婚を決意するのでしょうか? 「草食系離婚」のなかで大きな割合を占めるのは「性格の不一致」です。 <草食系離婚の離婚原因> 1. 自由と愛情の考え方の相違 些細なことで心配する、時間を束縛される、細かいことにも干渉してくる、など。
2. 子供の教育方針 育児に対する考え方、価値観があわない、 習い事、受験、塾、スポーツなどの是非、叱り方、怒り方、教え方など
3. 相談がなく勝手にやる、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)が足りない 転職、出費(車、家)、ペットを飼う、など。
4. ○○してくれない 家事、育児への協力、子供の行事、イベント、遊びへの参加、ペットの世話、外食が多いなど。
ここまで草食系離婚の原因についてご覧いただきましたが その中身は複雑怪奇で分かりにくいのです。 夫と妻、どちらが悪いのか定かでないため、妻に対して強く言うことができないのです。 どういうことでしょうか?
<草食系男子が離婚を決断するまでの気持ち> 1. 些細なことで心配されるのは、信用されていない自分も、少しは悪い 2. 子供の受験を反対されるのは、子供の進路を十分に説明していない自分も、少しは悪い 4. 勝手に新車に乗り換えられたのは、家計が火の車であることを理解させなかった自分も少しは悪い 5. ペットの世話を協力してくれないのは、ペットを飼うときに分担をきちんと決めなかった自分も、少しは悪い
このような気持ちの移り変わりを経て、草食系男子はついに我慢の限界を超え 離婚を決断します。そして妻と離婚交渉を行うわけですが、どうなるでしょうか? ・ 妻に言われるがまま ・ 抵抗しない ・ 自分の意見を言わない これが草食系離婚の行動パターンです。そんな調子では、妻につけ込まれ、コキ使われ 丸めこまれるのは目に見えています。そして知らず知らずのうちに不利な条件をのまされるのです。(不利な条件の具体例は**頁参照)
今まで、離婚マニュアルは「昭和型離婚」の対処法でした。しかし、それはすでに過去のもの。「草食系離婚」にはまったく役に立たないのです。そもそも対象の人種が異なるのだから。これからは「草食系離婚」専用のノウハウやテクニックが必要になってきます。今回は「草食系離婚」の対策を1冊の本にまとめました。
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