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ホルムズ海峡 掲示板(イランの核開発疑惑をめぐり、ペルシャ湾情勢の緊張が高まっているホルムズ海峡封鎖危機と原油の問題)
日時: 2012/01/31 06:30
名前: ホルムズ海峡 掲示板

(*)掲示板ホルムズ海峡 - Wikipedia
ホルムズ海峡(英語表記:Strait of Hormuz)は、ペルシア湾とオマーン湾の間にある海峡である。北にイラン、南にオマーンの飛び地に挟まれている。最も狭いところでの幅は約33km。イラン本土近傍のゲシュム島やホルムズ島をはじめとして、複数の島が海峡内にある。

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(*)ホルムズ海峡封鎖危機 - Yahoo!ニュース
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/strait_of_hormuz/

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< フォーリン・アフェアーズ・リポート>
http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88&tag=heartlinks-22&index=books&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211

1922年にNYの米外交問題評議会によって創刊された外交専門誌。
 その後、国際政治・経済部門では他の追随を許さず、国際関係・外交に携わる者の必読書として世界的な名声を確立していく。米外交、国際政治に絶大な影響力を持つことで知られる外交問題評議会のフラッグシップ・ジャーナルとして、冷戦の理論的支柱とされたジョージ・ケナンのX論文、冷戦後の大きなパラダイムの一つを提供したサミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」など、時代の節目ごとにその後の世界を予見する重要な論文を発表し続け、良質な国際的思想、政策を議論し、啓蒙する世界的なフォーラムの役目を果たしている。

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質問なるほドリ:ホルムズ海峡って?=回答・草野 和彦
(毎日新聞 2012年1月21日 東京朝刊)
ttp://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20120121ddm003070120000c.html

 なるほドリ 米国とイランの関係が緊張してるんだって?

 記者 イランのラヒミ副大統領は昨年12月27日、「(イランへの)制裁を発動すれば、一滴の原油もホルムズ海峡を通れなくなるだろう」と海峡を封鎖する可能性に言及しました。制裁とは核開発を継続するイランに対する米国の原油禁輸措置で、米国は日本などイランからの原油輸入国に協力を求めています。欧州連合(EU)も禁輸で大筋合意しており、原油関連が輸出の約8割を占めるイランが反発したのです。米国はイランが封鎖に踏み切れば「行動を起こす」と警告し、既に空母2隻を付近に展開させています。

 Q そのホルムズ海峡って?

 A ペルシャ湾とアラビア海を結ぶ原油輸送の要衝です。イランだけでなくサウジアラビアやイラクなどから世界の輸出原油の2割、日本の輸入原油の8割強がタンカーで通ります。海峡封鎖となれば世界経済には大打撃です。

 Q 封鎖ってできるの?

 A ホルムズ海峡の最も幅が狭いところは約34キロで、タンカーの航路幅は約6キロしかないため、イラン軍が一時的に、タンカーの航行を禁止することができるとみられています。イランは数千の機雷を保有しているとされ、投下した機雷で船舶を爆破・沈没させることも可能です。

 Q 過去に封鎖したことは?

 A ありませんが、イラン・イラク戦争(80〜88年)中には自由航行が一時、できなくなりました。88年にイランの機雷に触れた米フリゲート艦が沈没しかけ、報復として米国がイランの石油海上施設2カ所を爆破し、事態が緊迫したためです。その後、米イージス艦がイラン民間機を誤射、乗客290人が死亡したこともありました。

 Q 今回はどう?

 A 海峡を封鎖し原油が輸出できなくなればイランは自身の首を絞めることになります。軍事力も米国に劣ります。最近は、国際原子力機関(IAEA)の査察団を受け入れる方針を示したり、封鎖に関する米国からの警告のメッセージに「必要があれば回答する」という姿勢を見せ始めました。米国も紛争は望んでいません。ただ両国とも国内向けに強い態度を示す必要から容易には引けない状況です。イランの高速小型艇が海峡周辺で今月6日、米艦船に約500メートルまで急接近した例もあり、偶発的な衝突から事態が悪化することが懸念されています。(外信部)


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「ホルムズ海峡封鎖」以外のシナリオ、イラン革命防衛隊が暴走も
[ロンドン 2012年 1月25日 ロイター]
ttp://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE81K0UJ20120127


 イランの核開発疑惑をめぐり、ペルシャ湾情勢はにわかに緊張が高まっている。米国が昨年末にイラン制裁法案に署名したほか、欧州連合(EU)も今月23日、原油禁輸を含む追加制裁措置に合意し、イラン包囲網を強化。一方、イランは反発を強めており、ホルムズ海峡封鎖も辞さない構えを見せている。

しかし、ロイターが各国政府内外で取材した情報や軍事、安全保障の専門家らの間では、イランが海峡封鎖に踏み切るとの見方は極めて少数派だ。

湾岸諸国研究センターのムスタファ・アラニ氏もその1人。「ホルムズ海峡の封鎖は神話にすぎない。イランは(1980年代の)イラン・イラク戦争の8年間で封鎖を試みたが、1時間でさえ成功しなかった」と指摘。「イランには当時、米国船を攻撃して大反撃を受けたという苦い教訓がある。海軍の3分の2が1日で壊滅した。われわれはそれを目の当たりにしたし、イランの限界も明らかとなった」と語る。

しかし、専門家らは海峡封鎖の可能性は低いとする一方で、欧米諸国に対抗するため、イランが他の選択肢を検討している可能性があると警告する。

そうした「他の作戦」の中には、ペルシャ湾を往来するタンカーを攻撃型潜水艦で襲撃したり、他国が領有を主張する無人島を占拠したり、民間船舶や軍用船を拿捕(だほ)して人質を取ったりすることなどが含まれるという。また、アラブ諸国のイスラム教スンニ派とシーア派の対立を煽ったり、レバノンのシーア派組織ヒズボラなど「代理」の武装勢力を利用し、アフガニスタンなどで米軍攻撃を指揮したりすることも考えられる。

しかも、こういった海峡封鎖以外の選択肢には、戦争へと発展しかねない危険も潜んでいる。

米海軍大学のNikolas Gvosdev教授は「これらのシナリオは、イランが取り得る代替策として大いに考えられる。緊張も明らかに高まるだろう」と指摘。「イランはペルシャ湾の緊張を高めることで、他国から米国に自制圧力をかけるよう仕向け、自分たちが軍事演習するための時間稼ぎをもくろんでいるのかもしれない」との見方を示した。実際、イランの革命防衛隊は2月にホルムズ海峡で軍事演習を計画している。

また、さらなる懸念は、強硬路線で知られるイラン革命防衛隊の海上部隊が、欧米とは戦力で劣るにもかかわらず、無謀な「非対称の戦争」を仕掛けてくる可能性があることだ。ロンドンのコンサルタント会社エクスクルーシブ・アナリシスのジョン・コクラン氏は、「われわれは、革命防衛隊の下士官が無許可の攻撃に出たりする可能性が高まっていると見ている。その場合、致命的な結果を招くことになるだろう」と指摘した。

ホルムズ海峡を行き交う商船の多くは現在、ソマリアの海賊から身を守るため、武装した警備隊を同行させている。漁船に不必要に発砲するなどしてすでに非難されている警備隊が、イラン部隊に発砲することがあれば、より大きな対立へとつながる恐れがあるとの声も上がっている。

しかし、西側のある海軍幹部は、イランとの衝突がエスカレートすることはないと自信をのぞかせる。「(衝突が激化すれば)イランにとっては失うものが多過ぎる。われわれの軍は、ちょっとした火種が大きな衝突へと燃え上がるようなことはさせない。何か起きれば、すぐに戦闘準備を整える」と語り、イランの次の出方を静観する構えを見せている。




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(*)ビジネスと経済ニュースの情報掲示板
http://makingsense.greater.jp/cgi-bin/business/patio.cgi


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ホルムズ海峡の画像と位置
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