“家計に優しい”大学ベスト20!学費タダや魅力的な奨学金アリ ( No.1 ) |
- 日時: 2012/01/17 05:20
- 名前: 奨学金の情報 掲示板
- “家計に優しい”大学ベスト20!学費タダや魅力的な奨学金アリ(ZAKZAK 2012.01.14)
ttp://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120114/dms1201141520011-n1.htm
長引く不況でどこの家庭でも教育費の負担は重い。そうした背景から、大学側も学費を無料にしたり、支給条件に幅を持たせるなど奨学金制度を充実させている。魅力的な制度を整える大学はどこなのか。専門家が選ぶ家計にやさしい“マル得”20校−。
入学試験の上位者や優秀な学業成績を修めた学生が得られる奨学金。だが、最近では長期化する不況などを背景に、大学側の支援策も家計支援にシフトしつつある。
「真実の大学案内」(東京図書出版会)などの著書で知られる大学分析のカリスマ、山内 太地氏(33)に奨学金制度をテーマに上位20校を厳選してもらった。
なかでも目を引くのは最高学府の頂点、東大だ。1世帯当たりの給与収入が400万円以下、自営業などの家庭で総所得が218万円以下の場合、1学年ごとに授業料が免除になる。
東大では「学部生のうち、主たる家計支持者の年収が450万円未満の家庭が約13%を占める。この年収世帯では教育費が重い負担となっているという学外の調査があり、学部生の1割と推測される400万円以下などを基準に導入した」(広報課)と説明する。
父親が勤めていた会社が倒産し、この制度を利用した30代の経済学部OBは「源泉徴収票と課税証明書を提出し、2年分の授業料を免除してもらった。北陸出身の女子もこの制度を利用するなどクラスに2人は利用者がいたと思う」。この男性は「卒業できたのはこの制度のおかげで、今でも感謝している」と振り返る。
山内氏は「東大の新入生の大半は都市部の有名私立高出身者で、裕福な家庭の子息が多い。ただ、経済的に苦しくても入試を突破したり、優秀な学生はいる。学費無料は、そういった学生を支えるためだが、人材の偏りをよしとしない東大のスタンスも背景にあるのだろう」とみる。
やる気のある女子学生を援護射撃するのは理系専門の国立、電気通信大。女子の注目度が低いことから、4年間の授業料免除プラス100万円支給という女子限定の奨学制度『UEC WOMAN』を2011年の入学生からスタートさせた。
「全学生約5500人のうち、女子は400〜500人程度。1学年100人前後の女子のうち、給付を受けるのは5人。狭き門だが、非常に太っ腹」と山内氏。
支給要件について、電通大では「1200字程度のエッセーと高校の成績、入学後の面談で判断している」(学生課)。選考条件が入試成績でないのも興味深い。
東京学芸大では教員になることを条件に返済義務のない「教職特待生奨学金制度」をもうけ、入学金や授業料の免除、年間40万円の4年間給付、学寮の優先入寮やノートパソコン無償貸与−などを提供している。
東京学芸大では「教員になることを強く志望しながら、経済的理由で進学が困難な学生を支援している。卒業時、もしくは卒業後2年以内に教員に正式採用されれば返済義務はなくなる」(学生課支援係)。世帯収入300万円以下を条件に高校の成績を中心とした人物評価で選考する。
このほか、中央大では学部別で独自の制度を導入し、看板の法学部では「やる気応援奨学金」を整備。細かい条件を満たさなくてはならないが、一般部門で最高100万円、長期海外語学部門で最高150万円、商学部では難関資格や海外留学を目指す学生に20〜30万円の奨学金を用意し、後方支援する。
山内氏は「有利な奨学制度ほどハードルは高いが、必ずしも成績上位者が選ばれているわけではない。こうした制度が各大学にあることを知らない人は多く、よく調べて志望校を決めてほしい」とアドバイスしている。
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- 日時: 2012/01/17 05:25
- 名前: 奨学金の情報 掲示板
- サンデー毎日 2012年1月27日号 (2012年1月17日発売)
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