熱中症対策でやってよいこと、よくないこと。熱中症の正しい知識。
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- 日時: 2015/07/18 10:52
- 名前: 熱中症対策
- (#)熱中症の対策
http://bit.ly/17Z8c6d 熱中症は、屋外だけでなく、屋内にいてもかかる危険があるので注意が必要です。
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(*) 世間に溢れる「熱中症対策」の○と× (2015年7月18日 ゲンダイネット)
熱中症を甘く見てはいけない。ここ数年の死者数は500人前後、20年前の7倍だ。高齢者が倒れるイメージが強いが、環境省は「野外で働く人も気をつけて」と注意を呼び掛けている。特に外回りの営業マン、建築現場作業員は正しい知識が必要。熱中症予防の正誤を調べてみた。
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(1)塩分の入った水を飲むのが望ましい
「かく汗の量にもよりますが、仕事で外回りしている程度の人に塩分は必要ありません」(環境省環境安全課・担当者) 塩分入り飲料や飴もあるが、かえって高血圧など害が出る可能性がある。日本人の平均塩分摂取量は1日11.1グラム(男性)で、すでに世界基準の5グラムを大幅に上回っている。屋外でサッカーをする場合などを除き、スポーツ飲料等は必要ない。(×)
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(2)ビールでの水分補給はダメ
運動後にキンキンに冷えたビールは、「極楽、極楽」。スペインのグラナダ大学の研究によると、「運動後の脱水症状改善にビールがよい」との結果が出ている。大量のミネラル分や炭酸が有効な理由だ。ただし、飲む量は男性なら500ミリリットル、女性は250ミリリットルまで。がぶ飲みはよくない。(△)
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(3)のどが渇いたらすぐに水分補給する
「のどの渇きを覚えた時点で、すでに初期の熱中症と考えられます。夏場はのどが渇いていなくても、こまめに水分を取りましょう」(前出の環境省担当者)(×)
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(4)水分は胃にやさしいぬるめがいい
補給する水分は「ぬるめの白湯が一番!」と思い込んでいる人もいるが、真っ赤なウソ。理想の水温は、5〜15度。冷蔵庫から取り出してコップに注いだ頃合いが、その温度。(×)
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(5)冷却スプレーで体を冷やす
熱中症の専門家・横浜国大の田中 英登教授の実験によると、サーモグラフィー上は熱を下げる効果がなかった。冷却スプレーは清涼感を得る気分的なものと考えた方がいい。(×)
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(6)信号待ちの間はデパートの玄関で涼む
銀座の交差点。信号待ちの際に三越の玄関にひょいと入ったりする。 「大型商業ビルの入り口などは人混みによる熱気で湿度が高い。直射日光を避けて場所を変更しても、人の多い場所は危険です」(東京医大病院循環器内科・桑島 巌兼任教授) 厚労省の暑さ指数(WBGT)は、気温・湿度・風速・輻射熱を総合的に判断したもので、室内温度が28度でも湿度が55%を超えると、熱中症の警戒の必要がある。(×)
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(7)辛いものを食べる
タイ料理や四川料理などの辛い食事は発汗を促す。これによって適度に体温が下がり、熱中症予防になる。(○)
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(8)ハンカチでこまめに汗を拭く
汗は気化熱で体温を下げる役割がある。ハンカチで汗を拭くと、体温が下がらないため余計に汗が出る。拭くなら濡れたハンカチやタオル、汗ふきシートがいい。(×)
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(9)清涼寝具で寝る
スーパーなどで売られている「クールPCM敷パッド」(西川リビング)は、冷感物質(PCM)をパッドの中に閉じ込めたもの。 「エアコンをかけて使っていただくと効果的ですが、背中の接地面の体温が数度下がります」(西川 リビング・広報)(○)
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(10)顔が赤い人は寝かせて応急措置をとる
一般に顔が赤くなるのは熱射病。この場合、イスに座らせて足に血液がいくようにする。 顔が青白い人は熱中症の疑いが濃厚。こちらは足を高くして寝かせ、氷などで体を冷やす。(×)
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