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ジャッキー・チェンが愛される理由
日時: 2016/05/30 02:31
名前: ジャッキー・チェン 掲示板

ジャッキー・チェン
https://goo.gl/rWaV3v


(*) ジャッキー・チェンが愛される理由(日刊ゲンダイ 2016年5月29日)

 2016年(平成28年) 7月に最新作「SKIP TRACE」(米中合作)が公開となり、主演を務めるジャッキー・チェン(62)。崖からの飛び降りやいかだでの急流下りなど、いかにもジャッキーらしい危険なシーンも満載だという。

 2014年に息子で俳優のジェイシー・チャンが薬物逮捕された。最近も、パナマ文書に名前が挙がっており、この手の話題にも事欠かない。そして、われわれ日本人は、ついジャッキー・チェンのネタに反応してしまう……。

 なぜ、いまだにジャッキー・チェンは、こんなに人気なのか。

 その不思議な魅力について、映画サイトでシネマレビューを掲載する澤 宗紀氏は、こう分析する。

「ジャッキー映画は、もう5000回は見ているほど大好きです。ジャッキー・チェンについてみんなが思い浮かべるのって、愛嬌のある笑顔ですよね。でも、実は女性問題や政治的発言、息子の薬物逮捕などダークな面もよく見せる。なのに、あの人間味あふれる笑顔のおかげで『まあ、いいか』となるんですよ」

 まずは笑顔キャラというのがポイントなのだ。加えてもうひとつ。

「ジャッキー・チェンの映画はワンパターンが多い。体を張ったアクションと、ボケの効いたお笑い要素。登場人物も、サモ・ハン・キンポーやユン・ピョウだけでなく、多くの人が多数の作品にわたってカブっているんです。日本人はワンパターンが好きで、『この後こうなるぞ!』『今一瞬でやられた人、あの作品ではボスだったのに……』と話題を膨らませて楽しむんですよね」

 吉本新喜劇と同じである。パターンが決まっているからこそ展開を読みながら楽しめるのだ。マンネリは飽きられるリスクも高いが、「ジャッキーって小学校のときの担任みたいなものなんですよ。一時期は反抗期になって洋画に走っても、ふと思い出して戻ってくると、まだスクリーンの中で同じことをやっている。そんな感動や安心感があるんですよね。『まだやってたんだ!』と、懐かしくてうれしくなるんです」。

 5月に北京市で行われた冒頭の最新作PRイベントでは、今の若手俳優たちに対して「甘やかされていて、ひ弱すぎる」とコメント。確かに、若手には師のような立場でもある。

 最新作に関して澤氏は、「60歳を過ぎたジャッキー・チェンがアクションをどこまでやれるのか。そういう楽しみでつい見てしまう人は多いのではないでしょうか」と言う。きっと今作も「まだやってたんだ!」と誰もが笑顔になるに違いない。

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