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園子温監督の映画「ヒミズ」は最強の青春映画「生きる希望が見えた」と絶賛の掲示板
日時: 2012/01/26 02:26
名前: ヒミズ 掲示板

(*) 週刊新潮   2012年2月2日号 (2012年1月26日発売)
邦画異変!3館で満席が続く「ヒミズ」
映画「ヒミズ」、園子温監督、ギャガ、染谷将太、二階堂ふみ



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(*) 園子温作品『ヒミズ』は最強の青春映画!「生きる希望が見えた」と絶賛の嵐
ttp://www.cinematoday.jp/page/N0038430
映画『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』と、これまで暴力やセックスなどスキャンダラスな要素が話題先行してきた園子温監督作にしては珍しく、最新作映画『ヒミズ』は共感度満点の最強の青春映画になっている。
 15歳の主人公・住田の運命は、ことごとくハード。蒸発していた父が戻ってきて暴力をふるい、母親も別の男と出て行ってしまう。孤独に生きる決意をする住田に対し、同級生の茶沢はまるでストーカーのようにつきまとい、思いをぶつける。主人公二人の行動やセリフは激烈を極め、そこに青春映画としての炎が燃え盛ることになる。すでに映画を観た人からは、「ギリギリのところで生きていく力にぐっときました」「思春期という過渡期の狂気、愚かさが新鮮に描かれ、とても面白かった」といった熱いコメントがいくつも並び、主人公二人のへこたれない姿から感動の輪が広がっている。
 毎回、キャストに限界の演技を要求する園監督。今回、その期待に見事に応えたのが主演の染谷将太と二階堂ふみで、彼らの演技に対しても「二人のまっすぐなまなざしがぐっときます」「見終わって疲れるくらい演出も出演者もすごかった」と絶賛の嵐で、彼らがベネチア国際映画祭で最優秀新人俳優賞をW受賞したことを納得させてくれる。
 東日本大震災直後の被災地でもロケを行った本作だが、そんな過酷な映像の中で必死に生きようとする十代の姿に「生きる希望が見えた」「ラストシーンはみんなに生きることを訴えているようだった」と園監督作品の中では意外なまでにポジティブな後味なのが、本作の大きな特徴。観る者に強烈な体験を与えながら、最後の最後には希望がもたらされる。青春映画が名作になるための方程式を、『ヒミズ』は見事にクリアしているのだ。


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(*) 『ヒミズ』二階堂ふみ 「女優として大化けする」と評論家絶賛
ttp://www.news-postseven.com/archives/20120122_81963.html
“2012年度No.1映画”との呼び声も高い鬼才・園子温監督の映画『ヒミズ』。そのヒロインを演じた二階堂ふみ(17)が、演技力もさることながら、その不思議キャラでも注目を集めている。
 二階堂は、『ヒミズ』が出品された昨年のヴェネツィア国際映画祭で、主演の染谷将太(19)とともに日本初の最優秀新人俳優賞をW受賞する快挙を成し遂げて一躍“時の人”となった若手女優だ。
「二階堂と染谷は、早くも、年末の日本の映画賞でも主演女優・男優賞や新人賞を総ナメにするといわれています。1月公開の作品は年末の賞レースにはなかなかノミネートされにくいが、その不利な条件を覆すほど評価は高い」(映画関係者)
 同作では、ある事件を機に絶望し、狂気へと走る男子中学生・住田を止めるべく奔走する同級生・茶沢を熱演。若手ふたりの情熱溢れる演技の掛け合いに心が揺さぶられるのだが、とりわけ個性的な雰囲気を持ちあわせながらすでに色気も持つ二階堂にはクギづけに。
 映画評論家の松原正美さんはこう語る。
「受け身の役の主人公(染谷)に対し、彼を引っ張っていくヒロインの芯の強い部分を見事に表現している。それは、二階堂さんの演技の“強さ”があったから成立したといえます。劇中でも本気で怒りをあらわにし、本気の感情で演じているのが伝わってくる。それは、すば抜けた集中力と、その役柄への抜群の理解力があってこそで、女優として天性のものかもしれません。みている人を惹きつける“強さ”を彼女自身が持っていますね」
 もともとは出身地・沖縄のフリーペーパー『沖縄美少女図鑑』で発掘され、ファッション誌『ニコラ』の専属モデルとして活躍後、2007年に女優デビュー。ケータイ音楽ドラマ『キミに歌ったラブソング』(2008年)で初主演し、その後、映画『ガマの油』(2009年)などにも出演している。
 女優として着実にステップアップしているといえるが、一方で最近では、インタビューやテレビの情報番組などで見せるちょっと変わった発言も話題だ。
 例えば、こんな具合だ。
 自分の好きなところを聞かれて、「眼球がキレイ」とポツリ。恋をすると追う?追われる?には「追われるのも追うのもめんどくさそうだから、後をつけたほうが面白そうですよね」。
 日々欠かさずやっていることは?には「鏡を見て、その中の自分と話す」など。最近では、成人を迎えたらしたいことを聞かれ、「朝帰り」と発言し、周囲をドッキリさせてもいる
「演技と実際のキャラクターのギャップという点では、大竹しのぶさんを思い起こさせますね。今後は、二階堂さんのこうした不思議キャラを生かした役柄もできると思いますし、一方で殺人犯など狂気を感じさせる役なら怖さがグッと増すでしょう。幅広い役を演じられる女優としての資質はあると思います。役柄によっては、今後、女優として大化けする可能性は充分あります」(前出・松原さん)



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