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東野圭吾「容疑者Xの献身」の英訳本タイトル「The Devotion of Suspect X(英語版)」お取り寄せ通販
日時: 2012/01/20 23:10
名前: 東野圭吾「容疑者Xの献身」英語版

(*)容疑者Xの献身 - Wikipedia
『容疑者Xの献身』(ようぎしゃエックスのけんしん)は、東野圭吾の推理小説。ガリレオシリーズ第3弾。2003年から文芸誌『オール讀物』に連載され、2005年8月に文藝春秋より出版された。2008年8月に文庫化された。
第6回本格ミステリ大賞、第134回直木賞受賞作。また、国内の主要ミステリランキングである『本格ミステリベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』においてそれぞれ1位を獲得し、三冠と称された(のちに前出の2賞を取り、最終的に五冠となった)。

< 容疑者Xの献身 あらすじ>
花岡靖子は娘・美里とアパートで二人で暮らしていた。そのアパートへ靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す。
そして3月11日、旧江戸川で死体が発見される。警察は遺体を富樫と断定、花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと1歩といったところでことごとくズレが生ずることに気づく。困り果てた草薙刑事は、友人の天才物理学者、湯川に相談を持ちかける。
すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった。彼は当初この事件に傍観を通していたが、やがて石神が犯行に絡んでいることを知り、独自に解明に乗り出していく。


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(*)エドガー賞候補に「容疑者Xの献身」 (NHKニュース 2012年1月20日)
アメリカでミステリー作品に贈られる賞としては最も権威があると言われる「エドガー賞」の最優秀小説賞の候補に、東野圭吾さんの「容疑者X(エックス)の献身」が選ばれました。
これは、アメリカのミステリー作家協会が2012年1月19日に発表したもので、ことしの「エドガー賞」の最優秀小説賞の候補に東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」を選んだとしています。「エドガー賞」は、ミステリー作家、エドガー・アラン・ポーにちなんで創設されたもので、ミステリー作品に対する賞としてはアメリカで最も権威があると言われています。賞では、小説やテレビドラマなど複数の部門で最も優れたミステリー作品を選んでおり、日本の作品では、2004年、同じ最優秀小説賞の候補に桐野夏生さんの「OUT」が選ばれましたが、受賞を逃しています。「容疑者Xの献身」は、物理学者の主人公が警察の依頼を受けて殺人事件の解決に挑むというもので、2006年には直木賞を受賞したほか、映画化もされました。日本の作家が最優秀小説賞を受賞すれば快挙となるだけに、4月26日にニューヨークで行われる「エドガー賞」の発表に注目が集まっています。


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<容疑者Xの献身>
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「容疑者Xの献身」、米国で出版 東野圭吾インタビュー(2011/2/15)
ttp://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/02/15/
ミステリー作家、東野圭吾氏(53)は、待ち合わせ場所である都心のホテルの最上階ラウンジに、シンプルな黒いパンツとグレーのセーターといういでたちで現れた。人前に出るのは苦手という東野氏は、インタビューの最初、特に口数が少なかった。
スノーボードの話題で、ようやく打ち解けてくれた。数日前に山から戻ってきたばかりだという。

東野圭吾 :「誰よりも、誰にも似ていない発想で驚かすことができる作家でありたいと思っています。例えば、感動させるのがうまい作家だとか、文章が非常に美しい作家だとか、色々いますけど、誰よりも何よりも東野には発想で驚かされる、といわれたいです」

東野氏が小説を書き始めたのは、大阪の自動車部品工場で技術者を務めていた頃。専業作家になるまでの3年間、夜と週末を使って小説を書き続けた。それから25年以上を経て、国内での著作の売り上げは数百万部となり、数々の賞も受賞した。映画化された作品も数多く、「白夜行」はベルリン映画祭に出品されている。

東野氏の初の米国進出作品となる「容疑者Xの献身」が今月1日に米国で出版された(それ以外に「Naoko(邦題:秘密)」の限定英語版が2004年に出版されている)。

「容疑者Xの献身」は、暴力を振るう元夫から娘を守ろうと殺人を犯してしまった母親に、真相を知るアパートの隣人、天才数学者・石神が、犯行を隠す手助けをするという推理小説。完ぺきなアリバイ工作に取りかかる石神は「私を信用してください。わたしの論理的思考に任せてください」と母親に救いの手を差し伸べる。

東野圭吾 :「人はやっぱり悪い心を持っているから、その悪いことをした物語を正したり、悔いたりする物語の方が物語としてエンターテインメントになりやすい。犯罪を犯してしまうという行為の中に人の本質だとか、本来の持っているものが出てくる」

「容疑者Xの献身」は、物理学者が数々の難事件を解決する探偵ガリレオシリーズの第3弾で、2005年に直木賞を受賞している。中国、タイ、フランス、ロシア、スペインなどが版権を購入し、日本では2008年に映画化された。

殺人犯は前半で明らかになっているため、犯人捜しを楽しむ典型的な推理小説とは一線を画す。どうやって罪を隠し通すのかが軸となってストーリーが展開していく。これは、忠誠心と人間関係の重圧が殺人のきっかけとなり、隣人や同僚間の死体の処理をめぐる闇の取り決めが繰り返しテーマとなる日本の犯罪小説ではよくみられる手法だと東野氏は説明する。

東野圭吾 :「割と日本人はその形が好き。この人のやっていることの意義はどうなのかを最後に明かすよりも、この場合は、この人たちの苦しみを表現するためには最初に書いた方がいいと判断しました」

犯罪小説は日本に昔からあるジャンルで、読み捨てられるエンターテインメントではなく、れっきとした文学作品として扱われることが多い。江戸川乱歩や松本清張のような日本社会の闇を描いた推理小説家は今でも人気が高い。東野氏の作品もその流れを色濃く受け継いでいる。

欧米にも好きな作家はいるが、自分が強く影響を受けてきたのは日本の作家であり、当然、自分の作品も日本人古来の感情を反映していると東野氏は話す。

出版元のセント・マーチンズ・プレスは、英語版「容疑者Xの献身」について、米国で7万5000部の販売を目指す。同社は、スェーデンの作家、スティーグ・ラーソンの「ドラゴン・タトゥーの女」が世界的なミステリー・ブームを引き起こす以前の段階で「容疑者Xの献身」の版権を購入したと説明する。だが東野氏は部数で米国での成功をはかるつもりはないようだ。

東野圭吾 :「日本人はこんな風に考えるんだな、とか、日本人にとって人を愛することとか憎むことってこういうことなんだな、という日本人特有なことが私の作品には色濃いことで自信があります。だからアメリカでも、日本人でもこんな発想をするやつがいるんだと、思われたいです」


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(*)容疑者Xの献身 英訳本「The Devotion of Suspect X」
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著者:HIGASHINO Keigo

<著者プロフィール>
Keigo Higashino was born in Osaka. He started writing novels while still working as an engineer at Nippon Denso Co. He won the Edogawa Rampo Prize for writing at age 27, and subsequently quit his job to start a career as a writer in Tokyo.

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< 洋書で読む「容疑者Xの献身」>
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The Devotion of Suspect X Keigo Higashino、 Alexander O. Smith (ハードカバー 英語版)

The Devotion of Suspect X Keigo Higashino (ペーパーバック 英語版)

La devocion del sospechoso X / The Devotion of Suspect X Keigo Higashino (ペーパーバック スペイン語)

The Devotion of Suspect X Keigo Higashino、David Pittu、 Alexander O. Smith (CD - 2011/2) - 英語版朗読CD

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