全日本卓球選手権 女子シングルス ( No.6 ) |
- 日時: 2012/02/07 00:24
- 名前: 卓球 掲示板
- 全日本卓球選手権(2012年2月1月・東京) 4強入り 田代早紀(たしろさき)
tp://www.sanyo.oni.co.jp/feature/sports/other/2012/02/04/20120204112806.html
「昨年の16強以上を狙っていたのでうれしい。気持ちで負けないことを心掛けた」。地道に磨き上げた粘り強さを発揮し、全日本卓球選手権(2012年2月1月・東京)女子シングルスで初めて4強入り。ダブルスでも準決勝まで進み、躍進を印象づけた。
シングルスでは、5回戦で昨夏のインターハイ覇者鈴木李茄(青森山田高)を4―1で撃破。続く学生女王・松沢茉里奈(淑徳大)との一戦は、奪った4ゲームのうち3ゲームがジュースという接戦を制し、直前の大会でストレート負けした相手に雪辱した。ランキング上位の森薗美咲(日立化成)との準々決勝も4―3で競り勝った。
玉野・荘内小1年で競技を始め、岡山山陽女中・高時代は全国大会で上位の常連。だが、高卒後に飛び込んだ実業団の名門・日本生命では、しばらく試合に出られず「自分の力ではまだ(実業団は)早かったかも」と悩んだ。
それでも、武器であるラリー力を磨くことが飛躍につながると信じ、ひたすら反復練習に励んだ。すると入社3年目の昨年、トップクラスが集う大会で日本代表の平野早矢香(ミキハウス)を破って3位。続く国際大会の21歳以下の部でも準優勝と結果が出始めた。そして今回の活躍。「ようやくチームの一員になれた。少し自信が付いた」とはにかむ。
全日本選手権準決勝ではロンドン五輪代表の石川佳純(全農)に完敗し「ラリー力だけでは、これ以上は勝てない」と自分の立ち位置も確認した。「攻撃的な武器が必要。もっと技を磨いて、まずはどんな大会でも良いから優勝がほしい」と生来の負けず嫌いの顔をのぞかせた。158センチ、52キロ。20歳。
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